菓子司つじや「豆富カステラ じゅん」
Client:株式会社つじや
Art director:稲葉 晴彦 (SMASH)
Graphic designer:稲葉 晴彦 (SMASH)
Package planner:荒木 賢一朗 (SMASH)
Maker:SMASH
秋田県大仙市の老舗、菓子司つじやさまが、代々守り伝えてきた郷土菓子「とうふカステラ」。当商品のパッケージリニューアルを担当しました。「とうふカステラ」は、秋田県南地域で昔からお茶うけとして愛されている郷土菓子で、豆腐に、砂糖・卵などを混ぜて焼き上げたもの。特に、つじやさんの「とうふカステラ」は、豆腐に白身魚を加えるのが特徴で、1枚1枚手焼きで丁寧に焼き上げています。故郷の温かさ、優しさにつつまれるような、なつかしい味を是非ご賞味ください。
こちらのパッケージは、
「おいしい東北パッケージデザイン展2019」にて
「秋田県知事賞」を受賞したものです。
以下、受賞時のエントリー内容です。
詳しくは「おいしい東北パッケージデザイン展2019(PDF)」を御覧ください。
制作意図
郷土菓子としての「とうふカステラ」の佇まいと、
伝統菓子を作り続けている「つじや」の
風情が伝わるようなパッケージを目指した。
ネーミングについては、そのアイデンティティを
象徴する「とうふカステラ」という名称を継ぎつつ、
高級感を高めるため、「豆富カステラ」と文字面を改めた。
さらに独自性を持たせるため、固有名として、
「つじや」初代料理人・辻ジュン氏の名をいただき、
幅広い意味合いを連想させるため
平仮名で「じゅん」と命名した。
名には、無添加ならではの「純粋」さや、
深みのある「芳醇(芳純)」な味、
しっとり「じゅんわり」とした食感などが
連想されることを期待している。
パッケージングについては、
手焼き・手造りならではのやわらかな
フォルムを伝えるため、
箱ではなく包装紙(冷蔵対応)を採用し、
キャラメル包みと、家紋を配した
オリジナルラベルを組み合わせることで、
謹厚な品であることを伝えている。
おいしい東北パッケージデザイン展2019(PDF)
https://thk-package-design2021.go.jp/wp-content/uploads/2021/09/2019.pdf
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