Works実績紹介

茶匠 矢部園「伊達茶」パッケージの構造設計・特殊加工・製造

「伊達茶」パッケージの構造設計・特殊加工・製造 - 画像1
「伊達茶」パッケージの構造設計・特殊加工・製造 - 画像2
Client
茶匠 矢部園
Package planner
荒木賢一朗
Art director
吉川由美(DAHA PLANNING WORK)
Construction designer
稲葉晴彦

クライアントホームページ

【構造設計・特殊加工】意匠を紙の質感まで形にした「伊達茶」パッケージ

北限のお茶として知られる宮城県桃生町「鹿島茶園」の茶葉から生まれた、矢部園茶舗様の「伊達茶」。そのパッケージの構造設計、印刷・加工仕様の策定、製造を弊社が担当しました。アートディレクションを手がけたのは、東北の文化をアートの力で支援・プロデュースするDAHA PLANNING WORK様。題字は書家・岡本光平様によるものです。弊社では、クリエイターが描いた世界観を実際のパッケージとして成立させるため、紙器製造の知見を生かしながら、構造や素材、特殊加工の方法を検討。意匠の魅力を損なうことなく量産できる仕様へと落とし込みました。

1. デザインの意図を、紙と加工で表現する

白と黒を基調とした端正なグラフィックに、キラリと光る箔押しや朱色の落款を組み合わせた「伊達茶」のパッケージ。さらに全面には、「きりこ」をモチーフとした繊細な柄を空押し(デボス)で施しています。正面から見ただけでは控えめでありながら、光の当たり方によって模様が浮かび上がり、手にすると凹凸を感じることができます。こうした繊細な意匠を安定して再現するため、素材との相性や加工方法、量産時の仕上がりを検証しながら製造仕様を組み立てました。

2. 見せ方と使いやすさを両立する構造

構造面では、箱の一部から個包装をあえて見せることで、重厚になりすぎない軽やかな印象に仕上げています。さらに、個包装の上部をパッケージの構造に生かすことで、見せるための意匠と使いやすさを両立。グラフィックだけではなく、商品を収めた状態まで含めて美しく成立するよう、寸法や構造を調整しています。優れたクリエイティブを、素材・構造・加工の技術によって実際のパッケージへと形にする。 デザイナーやアートディレクターのイメージに技術面から寄り添い、量産可能な製品として実現した事例です。

Contactお問い合わせ

パッケージの企画・デザインのご相談や、サービスに関するお問い合わせ、
仕様が決まっている案件の見積依頼など、お気軽にお問い合わせください。