Works実績紹介

おみやげの店 なるみ「こけし饅頭」パッケージデザイン

「こけし饅頭」パッケージデザイン - 画像1
「こけし饅頭」パッケージデザイン - 画像2
「こけし饅頭」パッケージデザイン - 画像3
Client
おみやげの店 なるみ
Package planner
阿部恵珂
Art director
稲葉晴彦
Illustrator
killdisco

クライアントホームページ

【地域文化・商品開発】鳴子こけしを、お菓子の楽しさへ。「こけし饅頭」

鳴子温泉で「大栗なるまん」などのお菓子を製造・販売する、おみやげの店 なるみ様が手がける、こけしをモチーフにした「こけし饅頭」のオリジナルパッケージです。鳴子温泉を代表する伝統工芸「鳴子こけし」とお菓子を組み合わせ、毎年開催される「全国こけし祭り」での販売に向けて開発されました。イラストレーションはkilldisco氏が担当。弊社はパッケージの企画・デザイン、構造設計、製造を担当しました。当初は催事に合わせた商品として誕生しましたが、好評を受けて販売を継続。包装紙から印刷箱へと仕様を見直すなど、販売を重ねながらパッケージも進化しています。

1. 鳴子らしさを、親しみやすいお菓子に

鳴子温泉は、約200年の歴史を持つとされる鳴子こけしの産地です。全国の伝統こけしが集まる「全国こけし祭り」も開催され、こけしの製作実演や展示販売などを通じて、その文化が現在まで受け継がれています。「こけし饅頭」は、おみやげの店 なるみ様が、この地域ならではの商品として企画したものです。イラストレーションには、シンプルで温かな作風を特徴とするイラストレーター・killdisco氏を起用。こけしを伝統工芸品として重厚に表現するのではなく、思わず手に取りたくなる親しみやすい姿に描き、鳴子を訪れた思い出とともに持ち帰れるお菓子に仕上げました。

2. 包装紙から、印刷箱へ

発売当初は、おみやげの店 なるみ様が使用していた無地箱に専用の包装紙を巻く仕様でスタートしました。その後、販売の継続に伴って商品構成を8個入りから5個入りへ変更し、パッケージも印刷箱へリニューアルしています。箱のサイズが変わることに合わせ、デザインも再構成。こけし一体を大きく見せていた当初の表現から、複数のこけしがリズミカルに並ぶ絵柄へと展開しました。箱へ直接印刷することで、包装紙を巻く作業を省き、製造現場での包装作業を効率化。同時に、売り場ではどの面から見てもこけしの楽しさが伝わるパッケージへと進化させています。

3. 商品全体へ広がる、こけしの世界観

パッケージに採用したkilldisco氏のこけしは、外箱だけでなく、饅頭を包む個包装にも展開されています。箱を開けた後にも異なる表情のこけしが現れ、商品全体を通じて世界観を楽しめる構成です。全国こけし祭りをきっかけに生まれ、販売を続ける中で、内容量や包装工程、売り場での見え方に合わせて仕様を更新してきた「こけし饅頭」。地域の伝統をそのまま再現するのではなく、現代のイラストレーションとパッケージによって親しみやすいお土産へと展開した、鳴子ならではの商品開発事例です。

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