Works実績紹介

菓子時間ムギ詰め合わせパッケージ・ショッピングバッグ

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Client
菓子時間ムギ
Package planner
伊藤優海
Art director
荒川敬(BRANDING DESIGN BRIGHT)
Illustrator
ナガノチサト
Maker
SMASH

クライアントホームページ

【リブランディング・構造設計】「菓子時間」を包む、統一されたパッケージ

仙台市青葉区の焼菓子と喫茶の店「菓子時間ムギ」。店舗の大規模リニューアルとともに行われたリブランディングの一環として、焼菓子の詰め合わせ箱やショッピングバッグなど、一連のパッケージ開発を支援しました。菓子時間ムギは、2017年にオープンした「焼菓子とごはん CAFE MUGI」から、菓子製造の拡大と店舗リニューアルを機に、店名やコンセプトを含めてブランドを再構築。「お菓子の時間を大切に」という考えのもと、日常の中でお菓子を楽しむひとときを提案する菓子店へと生まれ変わりました。リブランディング全体のクリエイティブをBRANDING DESIGN BRIGHT様、イラストレーションをナガノチサト様が担当。弊社はパッケージ企画の初期段階から参画し、材質選定、構造設計、サンプル作成、製造を通じて、新しいブランドの世界観を実際の商品として届けるためのパッケージづくりを担当しました。

1. 一つの箱ではなく、ブランド全体を考える

パッケージ開発で重視したのは、個々の包装資材だけを最適化するのではなく、さまざまな商品を包むパッケージ全体に統一感を持たせることでした。菓子時間ムギでは、看板商品のマフィンをはじめ、フィナンシェ、クッキー、チーズケーキ、スコーンなど、さまざまな焼菓子がつくられています。店舗では単品だけでなく、焼菓子の詰め合わせも販売され、日常のおやつから贈り物まで幅広い用途で利用されています。それぞれ内容物の形や数量、求められる強度は異なります。そのため、実際に収める商品を確認しながら箱の形状や寸法、材質を検討し、サンプルを作成。商品を適切に収める機能性と、複数のパッケージを並べたときに一つのブランドとして感じられる佇まいの両立を図りました。

2. デザインを、製造できるパッケージへ

新しいブランドのグラフィックやイラストレーションを、実際の包装資材として美しく成立させることも、パッケージメーカーの重要な役割です。箱の構造や寸法、使用する紙によって、同じデザインでも見え方や手触りは変化します。弊社では、BRANDING DESIGN BRIGHT様が構築したブランドの世界観を共有しながら、内容物との相性、材質、印刷、加工、組み立てやすさなどを検証。サンプル作成を重ねながら、それぞれのパッケージに適した仕様へ落とし込んでいます。デザインされた一枚の平面をそのまま印刷するのではなく、手に取ったとき、商品を入れたとき、複数のパッケージが店舗に並んだときまでを考えて形にする。 企画と製造の間をつなぎ、新しいブランドの姿を包装資材として実現した事例です。

3. お菓子を選ぶ時間から、持ち帰る時間まで

現在の菓子時間ムギは、1階に菓子製作室と販売スペース、2階に喫茶室を備え、店内で楽しむ「菓子時間」と、焼菓子を持ち帰ったり誰かへ贈ったりする「菓子時間」の双方を提案しています。箱やショッピングバッグもまた、その体験を店舗の外へつなぐものです。商品、店舗空間、そこで働く人々、そして菓子時間ムギを楽しむお客様。そのすべてに自然となじむことを目指し、形状や寸法、材質を一つずつ検討しました。一つの商品だけではなく、複数の包装資材を通じてブランド全体の統一感を支える。デザイナーが描いた世界観と、実際に商品を包み、運び、手渡すための機能をつなぐことも、パッケージメーカーの仕事です。

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